[M3-2016春] 2016/04/24 RELEASE

「 感情の合成 」

TITLE

いま、集合的無意識を、

CIRCLE

Synthetic Interstice by BandT

Specification

Compact Disc

RELEASE DATE

2016 / 04 / 24

BOOTH

サ-01z

PRICE

M3:¥500

BOOTH:¥600

- いま、集合的無意識を、 -

無数に存在する感情達,その全ては異なる特性を持ち,それに沿った異なるベクトルを有する.
しかし,それぞれが単位時間に存在しながらも,感情が持つ特異性から,
時系列を越えてもなお,感化(合成)されることで新たなベクトルを生む.
それゆえに感情とは,単位時間において個々に存在しながらも,
他の時間に存在する感情と深く繋がりを持ち,一つの感情が受けた影響は波紋を作り,全ての感情へと感化されていく.
多次元において感情が消えると,それに感化された感情もベクトルを失うことになる.
血に刻まれた記憶
生物としての意志
歴史,環境,宗教
マスメディア,戦争,教育,etc.
それら全てを越え,感情のすべてが集合体となったとき,
唯一の独立した存在となった個には,既に虚は存在せず,自明された存在へと昇華される.
Auther_Kota

CD購入特典

M3-2016春で頒布したCD「いま、集合的無意識を、」のCD購入特典です。

11.2MHz-1bitのDSD音源と画像、映像ファイルを用意致しました。

DLパスワード

“いま、集合的無意識を、”

裏ジャケットに書かれている曲番号、

04 10 08 07

大文字のみローマ字で入力

“if” CD購入特典DLページ

“Fuen”
– Bassist:かつ

人に備わる感情を基に振動による旋律も感情で表現するなら、

則ち生き物であり、

乃ち力であり、

即ち流れである

“Kobetu No Shugoutai”

– E.Bassit:かつ

– Guitarist:こた

我々は個人であると感じるであろうが、
個別に動いていてもやがて他人の模倣を始める

それを一つの生き物として見るべきだ

様々な感情が渦巻くその特異な生き物は、
集合的な生命体である

“Na Wo Sutete Jitu Wo Toru”

他の影響を受け、
一時の感情に従う愚かなものを蔑む

その先にあるものは脆い名誉である

それを犠牲にすることで、
堅実な利益を手に入れられる

“Kagami Ha Jukusisu Kaki Mononi Arazu”

– E.Bassist:かつ

何人も鏡を手にすれば、
感情を曇らさない者はいない

鏡は照らすものではなく、
魔を作る物である

即ち、鏡は瞥見す可きものである

“Ryousiteki Fukakutei Sa”

現世の動きが然るべきものであると信ずる莫れ

右と左の扉を同時に潜り抜けることが出来るものこそ、
我々が神と呼ぶ者である

認知できない事象ではあるが、
その次元では当然の動きである

“Kakumo Musu No Himei”

– E.Bassist:かつ

楽しさという定義は、
環境により育まれる

純粋な感情である

“Penrose Kikan”
– E.Bassist & Composer:かつ

意識は物理的な動きで作用し、
そのデータは1つ上の次元に畳み込まれる

虚から実へ移行する過程は認知できないが、
確かにそこに存在する

“Uro No Tsubuyaki”
– E.Bassist & Composer:かつ

虚は感情として存在する、
黒よりも黒く、海よりも深い特異点である

圧倒的な暴力を前になすすべなく強制され、
光を奪われることになると、
虚の軸が現れる

逃げるために薬を用い、
一時的な実を手に入れる

“Shinen No Kazu Ha Suna Yori Ohshi”

その思念の総計はいかに多きかな

我これを算えんとすれども、
その数は沙よりも多し

“Mimi Ni Mabuta Ha Naku”
-E.Bassist & Composer:かつ

目を閉じることで外界の刺激を断つことが出来るが、

瞼が無ければ境界を引くこともできない

自身の感情を守りたければ、

目と耳を閉じ、口を噤んだ人間になるべきである

“Jiko Renbin”
– Bassist:かつ

感情というものは、
複素的動きを持つものである

様々な方向へ次第に向くため、
自己憐憫に陥ったとしても、

追い込む必要はない

“Hito No Kokoro Mo Hikuki Ni Nagaruru”

水が高いところから低い地へ向かうように、
人の心も低きに流れる

一時の感情に身を任せることは楽なことであるが、
高みを目指すのみにあらず、
その場にとどまることでも重みが生じる

Ima, Shugouteki Muishiki Wo,”

喜怒哀楽を合わせていくと、
どのような感情になるにしても1つになる

他は存在しない

ならばその感情のみであるということは、
その先にある感情もまた同様である

自明である

Last but not least…

時間軸上に存在する曲が持つ感情のポテンシャルは、
刻々で異なるベクトルを持つ。

感情ポテンシャルが各次元においても同等の大きさを持つとするなら、

次元の壁は消え、ベクトルによる感情の合成が行えるはずである。

「全ての感情が1つに収束するとしたら、それは何であるのか…」

今回、我々Synthetic Interstice by BandTは、”感情の合成の果てにあるもの”というその問いをここに表現しました。

今回、我々Synthetic Interstice by BandTは”渇望”を表現致しました。

本作品の2次利用について(2021/04/18更新)

  • Audiostockで購入した場合

Audiostockで定められる範囲でご利用可能です。

Audiostockの作品使用条件

  • それ以外で購入した場合

個人のみのご利用が可能です。